
今回は自己破産した男性の自己破産後の生活の体験談です
自己破産をしてクレジットカードが作れない生活に不便を感じるも、デビットカードを代わりに使用することにしました
今回の自己破産を機に生活を立て直します
性別、年代、職業
男性 30代 契約社員 関東
債務整理(任意整理・自己破産・個人再生)は何を行いましたか
自己破産
債務整理をした結果、借金の総額、返済額はどうなりましたか
整理前 総額 520万円 返済額 月14万円
整理後 総額 0万円 返済額 月0万円
依頼先はどこにしましたか
弁護士
弁護士への費用はどう支払いましたか
費用は着手金18万円・成功報酬18万円で、分割支払いにより月6万円で6回払いにしました
債務整理したことは家族、知人、職場には知られましたか?
家族・知人・職場の誰にも知られずに債務整理出来ました
自己破産後の生活
自己破産後の生活で不便だったこと
自己破産を行う時にスマートフォンの割賦払いが含まれていたため、携帯電話が強制解約となりました。
格安SIMの大半がクレジットカード決済となるために、携帯電話を持つ時に一部の口座振替可能な格安SIMを探して契約するしか無いという点が不便に感じています。
デビットカードで代替
家計簿管理をしっかり行い、毎月3万円の貯金を継続して行えるようになったことから、多くのケースではデビットカード払いによる決済で対応可能です。
しかし、クレジットカードしか受付していないプロバイダーや通信会社の支払いが行えないので、インターネット回線選びを行う際に選択肢が少なくなってしまいます。
自己破産後の生活の感想
当初はクレジットカード払いの利便性により、身の丈に合わない生活をしていたことが多重債務者となった原因の1つだと自己破産手続きを行う中で家計簿を付けながら分かりました。
今まで家計簿なんて節約主婦しか付けないものだと考えていたので、改めて家計の見直しをしてみると無駄遣いが多いと実感出来たわけです。
衝動買いが多かったことと、使いもしない物を購入していたことが分かりました。
支出の見直し
大手携帯電話会社との契約が当面難しい状態が続きますが、格安SIMを比較して選べるキッカケをもらえたと前向きに考えるようにしています。
毎月14万円の返済を何年も続けてからようやくスタートラインに立つよりも、既に多重債務者であることを自覚した上で一度全ての借金を整理して生きるために本当に必要なものは何かを見つめ直せるわけです。
早く決断しておけば任意整理で済んだ
債務整理は早期に着手すれば任意整理程度で間に合うと弁護士から言われましたが、自分のケースでは既に収入の過半数を返済に回さないと無理という状態まで悪化させていた状態でした。
自己破産をしていなければ、苦しいまま返済を続けたとしても完済が見えないだけでなく延滞があれば異動情報として個人信用情報機関へ掲載されるので、完済後にもローンを組めない期間が長引くことになりかねません。
早期に債務整理して自己破産に踏み切れたことで、5年~10年程度経過すれば迷惑をかけた金融機関以外は新規に借り入れが出来るようになります。
人生を立て直します
その間ににしっかり自分の生活を確立させて貯蓄を毎月行える生活をして行けば、ローンに頼らない生活を行えるわけです。
日本国内ではクレジットカードを持たないと生活できない状況には無いので、現金主義の堅実な人という印象を周囲に与えることが出来ます。
クレジットカードは借金だから嫌だという考え方を持つ人という倹約家の印象を周囲に与えつつ、人生を立て直すことが出来るからこそ早期に債務整理に踏み切ると良いわけです。