
今回は養育費、家のローンの支払い、会社の付き合い費用などから借金に手を出してしまった40代の男性の方の体験談です
色々な支払いがきつかった男性は最初は5万円の借り入れからはじまりやがて170万円まで借金が膨れ上がりました
借金の一部にギャンブルが絡んでることから弁護士に相談しづらいなと思った男性ですが、いざ相談してみると親切に対応してもらい任意整理を行うことを決断しました
40代の男性で福祉関係事業の仕事をしています。
離婚歴があり、養育費や家のローンの支払いが残ってます。
12月はボーナス払いがあり通常の月より出費が重なる時期ですが、その時に予想以上に忘年会などの行事予定が入りました。
5万円から始まったカードローンは170万円にまで!
その費用を補うために、カードローンを申し込み借金が出来ました。
最初は、必要費用より少し多めの5万円を借り入れしましたが、利用限度額に余裕があるという変な安心感からカードローンを多用するようになり最終的には170万円近くになりました。
その内訳は以下のとおりです。
愛知銀行 カードローン愛 30万円
東京三菱UFJ銀行 50万円
セディナ 45万円
アコム 20万円
プロミス 20万円
ギャンブルで儲けて返そう
借金や借り入れ先が増えていくにつれ焦りの感情が強くなり、
何とかしなくてはと思いながらも誰にも相談することが出来ずに、
ギャンブルで儲けて返済しようという誤った考え方に支配され状況は悪化していきました。
当時の月収は約20万円ほどで、銀行系のカードローンの金利が約14.5パーセント、消費者金融関係は18パーセントで、最終段階では月々の返済額は6万円ほどになっていました。
とにかくまずは弁護士に相談してみた
新たな借り入れも不可能になり、次回の返済期日に滞納してしまうことが確実となった時になって初めて対応を考えました。
ネットで借金問題に関することを調べて、弁護士による無料電話相談があることを知り、家から近い弁護士事務所に相談してみました。
借金に至る経緯にギャンブルが絡んでいることから電話をしづらい気持ちもありましたが、いざ連絡してみると優しい口調で丁寧に話を聞いてくれ安心感を持ちました。
その後、直接会って相談に乗ってもらい、いろいろな方法を検討した結果として任意整理することにしました。
弁護士に任意整理依頼後の手続き、料金は
任意整理の手続きは弁護士に依頼し、各債権者との話し合いも弁護士が進めてくれるので、依頼した後は督促の電話や郵便物はストップします。
およそ3ヶ月で和解をしてくれ、月々の返済額が6万円から半額の3万円に減額されました。
利息はつきませんが、返済期間は延びてしまいます。
弁護士費用は着手金として1社あたり2万円、
成功報酬として1社あたり2万円ですので、
債権者が5社あった私はトトータルで20万円に為りました。
任意整理をすることで借金がなくなる訳ではありませんが、利息がつかないことと無理のない返済が可能になったことで精神的には安定しました。
早めに相談すること、後になればなるほど問題は大きくなる
現在、借金問題で苦しんでいる人は、とにかく早めに相談することが解決の方法です。
1人で何とかしようと問題を抱え込んでいると状況は悪化する一方です。
借金に関することなので身内に相談しづらい気持ちもありますが、どうしても身内に相談できない時には弁護士などの専門家に相談することをお薦めします。