
今回は貯金が無い状態で突然、病気にかかり入院費用などで借金をしてしまった男性にお話を伺いました
借金は兄、クレジットカード、銀行カードローンでした
兄への借金は利子の免除、返済を待ってもらうことにより、クレジットカード、銀行カードローンの返済から進めることが出来ました
30代前半に勤務していた会社が倒産し、2年半無職になりました。
その時にそれまで貯めていた資産や貯蓄を生活費として消費し、30代後半でなんとか定職に就くも貯金ゼロの状態でした。
社会復帰して収入を得るも、無職時代に車を手放していたので車購入、金銭面が問題で購入出来なかった家電品等の購入で収入を使い果たしてしまい貯金もほぼゼロ状態でした。
貯金ゼロの状態で病気で失業
そんな時に類天疱瘡という皮膚病に罹ってしまいました。
治療の為に数ヶ月の入院が必要となり、退院後も養生が必要ということでまたもや無職状態に。
入院費や生活費の支払いの為、借金せざるを得なくなりました。
借金は90万円になりました
借金の内訳は
兄 50万円
クレジットカードのキャッシング 10万円
紀陽銀行カードローン 30万円
合計で90万円でした
以前無職の時に財産を食いつぶしてしまい、社会人に復帰するも貯金せずに収入を全部使っていたのが不味かったと思います。
すぐ治療出来る病気なら良かったのですけど、著しく免疫力が低下する為外出も控えなければいけない状況になりました。
いざという時のために貯金をしておくべきでした
こんな状態なので退院後も養生が必要ですし、またもや無職になってしまい治療費と生活費の捻出する為に借金がズルズルと増えていきました。
こういうトラブル発生することも考慮し、社会人復帰後から貯金をしっかりしておくべきだったと反省しています。
治療が終わるまで就職はつけませんし、かといっていつ治療が終わるかも不透明。
しかも免疫力が低下している為、買い物時のちょっとした外出時にウィルス感染するのではないだろうかという不安もありました。
外出はしずらいですし、このままズルズル借金だけが増えていくのではないだろうか、果たして借金を返せるようになるのだろうかと強い不安を感じました。
兄への返済を待ってもらい、カードの返済を優先しました
治療を終えてから現在のサービス業に勤務したのですが、月の手取りは20万円程でした。
兄への借金返済は待ってもらい、クレジットカードの引き落としや銀行カードローンの返済だけは滞らせないようにしました。
クレジットカードは仕方なくリボ払いにしていたので、毎月1万円ずつを10ヶ月、銀行カードローンは3万円ずつを約1年、毎月計4万円ずつ支払っていきました。
どちらも年利は16%ぐらいだったので、一ヶ月分だけ支払い月が増えたという感じでした。
1年がかりでクレジットカードと銀行カードローンの返済を終え、その後は兄への返済をしました。
兄への返済は利息を免除してもらいました
兄への返済なので金利の支払いはなかったのですが、毎月3万円+ボーナス月は5万円というペースで返済。
キツイ時は3万円ではなく1万円にしてもらったりしましたが、必ずいくらかの返済はしていました。
大体1年半で兄への借金は完済出来ました。
私の場合、一番大きな金額を借りてる兄が返済を待ってもらえたので比較的楽だったと思います。
無利子である兄の返済をやめ、返済を滞らせると利子やブラックリスト入りしてしまうであろうクレジットカードと銀行カードローンの返済を優先させたのも、返済を楽にさせてもらえたと思います。
あとは兄への返済は待ってもらえたという感謝の気持ちを忘れず、苦しい月でも例え1万円でもいいから兄に返済していたのが良かったのだと思います。
私の借金返済の工夫
返済の為に工夫した事ですが、私の場合は食費の削減です。
スーパーで買い物する際もお弁当・惣菜が半額になる時間、お肉が半額になる時間を見極めて買い物するようにし、毎月の食費を1万円以下に抑えるようにしていました。
借金返済時にしていた、お弁当やお肉等を安く購入する方法はいまだに続けています。
1000円のものが500円で購入出来たりするので、食費がすごく浮くからです。
一度こういう生活をしてしまうと普通の価格で購入するのがバカらしくなり、現在も食費削減は徹底しています。
こういう生活を年単位で続けたせいか、これが恥ずかしい等はまったく感じなくなりました。
溜まってしまった借金を返済するのはとても大変です。
少しずつでもいいから返済していく、これが大事だと思いますので頑張ってください。