
今回は奨学金を返済中の20代の女性の体験談です
大学に進学するにあたり、実家からの仕送りだけでは学生生活を送れないため奨学金を利用することにしました
そして卒業後に総額が奨学金約700万円となり、月4万円で20年の返済期間となっています
私は派遣で事務をしている20代の女性です
大学・大学院進学にあたり、一人暮らしをするのための生活費が実家の家計で賄えなかったため奨学金を利用することにしました
奨学金約700万円
日本学生支援機構に
大学4年間の間 月約10万円
大学院2年間の間 月約8万円
最大で総額約700万円です。
高校生が数百万円単位の金額について決断するということ
奨学金なので反省点と言えるかはわからないですが金銭感覚をもっと鋭く持たないといけなかったかもしれません。
奨学金の借り入れ手続きをしたのは高校生の時でしたし1人暮らしをして生活費がどのくらいかかるかは想像もつきませんでした。
結局、親に言われたとおりの額を選択しましたが、もっと少なくてもよかった気がします。
奨学金は割と多くの学生が借りているので、あまり罪悪感はありませんでした。
未来の自分が返してくれると思っていたので…。
月4万円、返済期間は20年
現在の収入は月18万円程度です。
返済期間は20年ほどで、月の返済額は4万円程度です。
正直今の収入では返せないので、家族に返済を手伝ってもらっています。
私が言えたことではありませんが、奨学金に関しては、まずは確実に職業に就くことだと思います。
この生活があと20年続くと思うとぞっとします。
現在は非正規社員なので、一刻も早く正社員になり、ボーナス等を使って返済をスピーディーに終わらせたいという気持ちが強く転職のためのスキルアップをしています。
奨学金は実質借金です
奨学金の場合は、ほとんどの方が高校生や大学生の間に借りると思います。
そのような時期に、お金を借りることに対して知識をほとんど持っていない場合が多いと思いますが安易に借りることなく、一度よく考えてみてほしいです。
私は本当に知識がなく、親に言われるがままでしたが自分で調べるくらいのことはできただろうなと思い、それが本当に悔やまれます。
奨学金は借金です。
奨学金は卒業時に総額がいくらになるのか意識すべき
「1ヶ月に●万円ずつ借りる、そして4年後から1ヶ月に●万円ずつ返す」
というような書き方に安心せず、総額でいくら借りることになるのか、本当に返すことができるのかもう少し額を減らすことができないのか を考えてみてください。
また、奨学金は日本学生支援機構で借りるものだという考えが強いですがほかにも教育ローン商品を取り扱っている金融機関は多くありますので調べて、比較してみてください。
高校生や大学生の方は、わからなければ詳しそうな大人に相談してください。
お金のことですから、きっと真剣に考えてくれます。
また、これは私ができなかったことなのですが学生の間に吸収できること(学問)を一生懸命取り込み、強い気持ちをもって就職してほしいと思います。
返すためにはまず安定した収入が必要です。
一緒にがんばりましょう。